2泊3日で長野に行ってきた。本当はお盆休みに行く予定だったので避暑地の白馬や上高地を予定していたものの８月に行くのが厳しくなったので、だったら人の少なそうななんでもない平日に行くか〜となり先月行ってきました。
始発で新幹線と特急を乗り継いで行ったけどなかなか遠かったな…健康な状態なら長時間の移動も平気だけど、旅行の2日前にまさかの逆流性食道炎に罹っていたことが分かり（コロナ後、気管支喘息になりさらに今回のこともあり健康がいかに大事なことかを心の底から実感したよ…）、胃があれに荒れていて、常に車酔い状態だったので行きの移動はなかなか堪えた。
といいつつ、お昼は夫が旅行前に調べていたやきにく芳栄というお店で焼肉ランチをした（言ってることとやってることがめちゃくちゃすぎる）体が脂の多い肉は絶対に無理だと叫んでいたので、腕赤身切りという極力赤身の多い部位を選んだ。不調な状態で食べてもとても美味しかったので、本当に美味しいのだと思う…肉の半分は夫に譲ったので今度は健康な時に行ってお腹いっぱい頬張りたい。
白馬に向かう途中、「道の駅 おがわ」で休憩。
さすが長野、りんごがいっぱい。モロッコいんげんという初めて聞く名前の豆もあった。
白馬岩岳マウンテンリゾートへ到着。
天気がめちゃくちゃよくて、綺麗な北アルプスを見ることができた。
座って眺められるデッキやクッションも置かれているので思う存分景色を楽しめるよ。
ここからは白馬村の景色を眺めることができて、写真だと全然伝わらないけど、標高1,280m程なので何度も言うけど本当に綺麗で気温も涼しくて最高だったな〜
ここにも景色を眺めるために、ウッドデッキの上にチェアが並べられた展望ピクニックラウンジがあって、平日で人も多くなかったのでしばらく座ってのんびりしていた。
綺麗な空気を吸ったからなのか、体調がかなり回復してきたのでレモンティーで休憩。美味しいお弁当を持ってきてここで食べるのも最高だろうな〜と思った。
散策をしたり、森林浴をして充分楽しんだのでゴンドラに乗って駐車場へ。
ちなみにこのゴンドラ、予想以上に揺れるしガタガタと音を立ててかなりの年季を感じたので、往復で1人2400円という金額がこのゴンドラの安全性を確保するための必要経費なのだと思えば安いものだと思ったよ（？）
1日目はシェラリゾート白馬に宿泊した。
宿を探している時に、旅行系？YouTuberの方が挙げている動画で激推しされていたのでここに決めた。
本当に緑がいっぱいで、自然に包まれたようなTHEリゾートホテルだった！
ロビーからも開放感のある広い庭が見られるし、暖炉もあって素敵だったなあ〜
部屋はいたってシンプルだけど思ったより広々してたかな。ただ、山の中にあるホテルなので電波は激弱。フリーWi-Fiがあるけどそれでもかなり激弱でした…
チェックイン時に大浴場とは別に貸切温泉の予約ができるので、私たちは五右衛門風呂風のお風呂を予約した。チェックイン順に3つの貸切風呂の中から好きなお風呂と入浴時間を選ぶんだけど、私たちは割と遅めの時間にチェックインをしたので、正確には食後の時間に五右衛門風呂しか空いていなかったのだよ…
夕食まで時間があったのでホテル内を散策。宿泊者限定のサービスとして至る所にフリードリンクやアイス、大浴場のそばにはコーヒー牛乳などが置かれていたし、特にこのリンゴジュースがすっごく甘くて美味しくて滞在中何度もいただいた。
フリードリンクの中にワインもあり、さすが長野だなと思って何気なく産地を確認したらまさかの外国産だったのはここだけの話にしておきます…笑
美味しい紅茶を入れて、
この景色を見ながらなティータイムに突入、めちゃくちゃ最高なんだが！！！！
こんな風に緑を楽しめるラウンジがあり癒しでしかない時間だった…完全に非日常。
ツリーハウスもあったり
足湯にも入ったよ〜。（画像は公式ＨＰより）足拭き用のペーパーも設置されているので気軽に利用できるのがありがたい。
そして、ドリンクだけでなく軽食（というよりもはやがっつり食事）の食べ放題サービスもあるのですよ…グリーンカレーとちまき、卵かけご飯、田舎汁など。ただ、あるだけではなくちゃんと美味しくて特にグリーンカレーが本格的なおいしさで夕食前にもかからわらず夫はグリーンカレー2杯とちまき1個半食べていた。
楽しみにしていた夕食の頃には体調もほぼ回復していたので本当によかった…！
前菜。この前菜が夕食のメニューの中で1番好きだった！！！マッシュポテトの下に自家製生ハムが隠れていて、それが丁度いい塩味を効かせているのでとても美味しかったよ。
かぼちゃのポタージュ。
下平目のムニエル。オレンジ色のソースがアメリケーヌという海老の殻を炒めて作られたソースで、海老の旨味が凝縮されていて濃厚でこちらもとても美味しかったです…
牛肉のポワレ。なすと、切干大根が添えられていて、なすは分かるとしてステーキの付け合わせが切干大根？？となった一品。オレンジと一緒に煮込まれていて、さらにカレー風味もありちょっと変わった味付けだった。
デザートはキャラメルケーキとアイスとホオズキのスイーツプレト。ほおずきを食べたのは生まれて初めてだったけどらトマトとオレンジを混ぜたような甘さだった。道の駅には食用のほおずきが売られていたので、地元の人は食べるのかな。
軽食やフリードリンクのサービスがあるから、全体的に品数は少なめなのかなと。それでも充分満足できるおいしさでした。旅行に行くとどうしても温泉旅館を選びがちで、そうなるとだいたい和食の宿が多いけど、今回は温泉もあってフレンチも食べられてれ嬉しかった！
貸切温泉の時間になったのでお風呂へ。
ちなみに大浴場はこんな感じ（公式ＨＰの写真）足を伸ばしてゆったり入るならやっぱり大浴場かな。
朝食は大好きなビュッフェ形式で、品数も豊富だったので朝からテンション上がる〜そして、ビュッフェを見るとどうしてもテレビ千鳥の一周だけバイキングを思い出す。好きなものを好きなだけ好きなように盛り付けられるのって最高だよね〜とろろご飯がおかわりしたほど美味しくて最高でした♡
チェックアウト時にホテルから新米のお土産をいただいた。そして、上高地に向かう前に道の駅白馬へ。白馬のゆるキャラなの？絶妙な可愛さ。
散策前の腹ごしらえということで、大正池近くのレストランでカレーをいただいた。言うまでもないですが、私は完全にハイキング初心者なので大正池から河童橋までの初心者向けの王道コースを歩くことにした。上高地はマイカーで行くことができないのでバスで向かう予定にしていたけれど、駐車場で陽気なタクシーおじさんにつかまり（？）他の観光客の方と相乗りしてスタート地点まで向かうことに。その途中で色々と上高地の説明をしてくれたり、フォトスポットにも寄ってくれたり、バスよりも安い料金で目的地にまで連れて行ってくれたのでめちくちゃありがたかった！
バイキングのスタート地点が大正池のほとりなので、いきなりこの大絶景！！！！ちなみに大正池と名前の由来はそのまま「大正時代にできた池」だからだそう。
水の色が綺麗すぎる…
木道から梓川越しに眺める穂高連峰もとても美しい…私たちが行った時期はかなり涼しかったので、川に入ることはなかったけど、川の近くに降りて、水遊びができるスポットもあった。梓川は本当に冷たくて綺麗だったので、夏に入ったら気持ち良いだろうな〜
ゴールの河童橋に到着。平日とは思えないほど観光客で賑わっていてびっくり。ソフトクリームを食べてバスで駐車場に戻りました。歩いた時間は1時間半ほどで、思っていたよりも全然疲れなかったなあと思っていたけど、帰りのバスでは爆睡をかましていた…
２日目の宿はこちら！渓流荘しおり絵！
上高地からもとても近く、部屋数も少ないので静かにまったり過ごすことができた。木の温かみたっぷりのロビーや、廊下も畳が敷かれていたり、こじんまりしているけど居心地の良い宿だった。
中庭
お部屋はこんな感じ。謎にハイテクなマッサージ機やダイソンのドライヤーがありしっかり使わせていただいきました…！！
今回は露天風呂付きのお部屋にしたけど、眺めがいいのはもちろん川の流れの音が聞こえてきたり、自然を感じながら入浴できるところが素敵だったな〜
女将さん手作りの水羊羹や蕎麦茶のおもてなしがあったり
従業員の方が各地のおすすめを手書きで書いた地図も何枚もあった。可愛くない？
そしてそして、1番楽しみにしていた夕食♡お品書きのイラストも女将さんの手書きだそう。
秋らしさ120%で目でも楽しめる前菜、素晴らしすぎる。
ドリンクは地元の日本酒飲み比べと、確か野草だったかな？オリジナルシロップを注文。
松茸の土瓶蒸しとお造り。土瓶蒸しの出汁がとってもおいしくて一瞬で飲み干したよ…すだちを絞ると全然違う風味になるので2度美味しくて最高…お造りの上にある大根と人参で作られたしおりは旅館の名前にちなんで作られているみたい。脂ののった信州サーモンも言うまでもなく美味しかった…
岩魚の唐揚げは２度揚げされているので、パリッパリの食感で骨をほとんど感じずに食べることができた。
えびしんじょうの上に飾られている松のようなものも、実は手作りで茶そばをアレンジしているらしい。
これ！！！めちゃくちゃ美味しかった！！！！鱒寿司なんだけど昆布と一緒に握られているので旨味がぎゅぎゅっと凝縮されていて、とうてい2巻じゃ足りんよ…というくらい感動的な美味しさでした…
こしょう味噌という郷土料理とお肉を一緒にいただきましたが、相性抜群でぺろり。やっぱり肉は正義だね…前日まで絶不調だったとは思えないほどの食欲の回復に自分でも驚く。
炊き込みご飯は、夕食分とは別に夜食としておにぎりにして持ち帰らせてくれた。数に制限はなく好きなだけ握ってくれるそう！
最後まで美味しくて、また、個室だったので周りを気にせず食べられるのもよかったな。
こちらの旅館も貸切温泉を予約することができたので食後に入りました。すでに食事の前に大浴場と部屋のお風呂に入っていたので３度目の入浴。窓を開けると綺麗な星空を見ながら入れるのでとても贅沢だった…！
朝は牛乳配達のサービスもあり、飛騨牛乳を飲んで最終日の始まり。
朝食も何を食べても美味しかったけど、この後運ばれてきた作りたてだし巻き卵が特に美味しかった！実家が出汁オンリーの卵焼きだったので昔から甘い卵焼きが苦手な私にとっては、甘みのないだし巻き卵でとても食べやすかったです…ご飯に合うおかずもたくさんあったので、朝から白米をおかわりしてしまったよね。普段の朝食は食べるより寝たい派だけど、まだ、こんなにも朝からもりもりと食事をすることができる体なのかと旅行に行くたびに気付かされるよね…
旅館の名前がしおり絵ということで旅館手作りのしおりがプレゼントされた。
この後、松本でレンタカーを返すことが出来ればよかったものの、こちらの勘違いで長野まで戻らなければならないことになりひたすら移動しました…途中、ずっと行きたかった長野のご当地スーパー「ツルヤ」で買い物。
ツルヤはオリジナルブランドの商品ががとっても充実していると有名だったので、ずっと行くのを楽しみしていた場所でもありました。いくつか店舗がある中で、軽井沢店などであれば観光客が比較的多いのかもしれないけど、私が行った店舗はほとんど地元の方ばかりだったようで店内の写真を撮るのが非常に恥ずかしかった…絶対に買おうと思っていたジャムやドライフルーツはもちろん、食品の品数がとっても豊富で、こんなにも魅力的なスーパを普段使いできる地元の人たちが本当に羨ましい…
車の中でちょこちょこ食べたものもあるけど、ざっとこのようなものを購入したよ。
ラインナップが豊富すぎるジャムのなかで厳選して今回はこの3つを購入。まだ、くるみしか開封していないけど、くるみ、めちゃくちゃ気に入った…！元々黒ゴマペーストとかピーナッツバターとかペースト系のジャムが好きなのも相まって、ゆっくり時間の取れる土日の朝食時にたっぷりつけて朝から幸せを感じているよ。
今回の旅行中に何度飲んだのか分からないほどりんごジュースを飲んだけど、どれを飲んでも間違いなく美味しかったので、りんごジュースは絶対に買って帰ろうと思っていた。本当はもっと書いたかったけど、なんせ瓶なのでキャリーケースに入れて持って帰るのがあまりにも重たすぎるので泣く泣く諦めた…果汁100%最高！
ドライフルーツはとにかく好きなものを選んだ。ドライフルーツと言っても半生製法で作られているので、とても柔らかくて安納芋は焼き芋をそのまんま食べているような美味しさだった！だけど量が少なくてあっという間に食べてしまったのでもっと買えばよかったな〜
ツルヤでゆっくり買い物をしたり、土曜で車が多かったこともあり、長野に着く頃には気付けば13時に…
朝食をお腹いっぱい食べて、車の中でも色々と食べていたのでそこまでお腹も空いていなかったけど、せっかくのなで長野駅前の蕎麦屋でざるそばを食べた。
その後は善光寺へ。思った以上にスケールも大きく広くて立派だったな。天気に恵まれたこともあり、とにかく観光客で賑わっていた。
善光寺に来る前にレンタカーを返したので、長野駅から歩いて善光寺まで向かったけど、参道には沢山のお店があったので、色々と見たりお土産を買ったりしながら歩くのがとても楽しかった。休憩がてらジェラートと、最後のりんごジュースを飲んで長野駅へ戻り帰路に着きました。
